March 11-20,2004

2004年3月
「東京日帰り日和」
2004/03/13 (Sat)

東京・目白にて「International Women's Day」というイベントがあり、N-16として参加するため、トリイくんと朝イチののぞみで東京へ。朝イチの割には自由席はそこそこ混んでおり、トリイくんとは別れて座ったのだったが、トリイくんの隣に座った少年が朝っぱらからベビースターだのうまい棒だのと駄菓子フェチで、見ているだけですっかり気分が悪くなったそうである。

予定の時刻に会場へ付き、人が揃うのを待って色々準備っぽいことをしつつ過ごすが、あっと言う間に時間が過ぎて開場の時間である。逃げるように外出の準備をする。

午前中は、女性のみ参加のワークショップがあったため、その間トリイくんと二人、会場近くを散策するも、見事なまでに何もない普通の通りである。道路の標識から近くにお寺があるらしく感じられたのでお弁当を買って行ってみると、一応寺らしきものはあったものの、京都で見慣れたお寺とはほど遠い、ただただお墓が立ち並ぶだけの淋しいもので、とてもじゃないがお弁当を食べられる場所はないのだった。仕方がないのでもうしばらく歩いてみると、今度は巨大なお墓に遭遇。何やら有名人のお墓があるらしいことが書いてあるのだが、中は本気でお墓だらけで、何しろ、そこかしこに「○番地○号○番」などといった表示があるほどである。ほとんど迷子状態になりながらお墓を抜け出し、細い路地を適当に進んで見つけた、住宅の隙間に必死で作ったかのような小さな公園でお弁当を食べることにした。

公園は、小さいながらも、コドモがお母さんと遊んでいたり、よくわからない怪しげなおじさんが、遊具の柱に布で出来たひもを縛り付けて背負い投げの練習のようなことをしていたりして、なんとも公園らしい公園の風景なのだった。公園には、怪しいおっさんの一人や二人、現れるものであるらしいのが、日本である。

その後、会場へ戻る道を尋ねたおばあちゃん二人組が、若いオトコに話しかけられたことでテンションが上がってしまったらしく、やけにうるさくて戸惑う。テンションのあがった「おばあ」ほど、手に負えないものはないことを実感した東京である。

その後、イベントは、会場の担当者間での引き継ぎが上手くいっていなかったがための多少のトラブルを含みながらも滞りなく終了。ライブや展示等を受けて色々考えることもありながら、帰りはN-16の3人で「小学生日記」の話などをし、「あんなバカな小学生見たことない」などと言われながら、終始くだらない話で盛り上がっていたのだった。密度の濃い一日である。



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