December 01-10,2003

2003年12月
「利尻昆布日和」
2003/12/10 (Wed)

尾道で結婚した二人から、なんともパッケージが豪華でおいしそうな「利尻昆布」が届けられた。新婚旅行に北海道に行ったらしい。

相方さんが夕飯の準備をしている時、お腹が空いて騒ぎ出したコドモが余りにうるさいので、試しに利尻昆布をひとかけら与えてみると、歯もロクに生えそろってないくせに、夕飯の準備が終わるまで大人しくずっとしがんでいたのだそうだ。というか、たとえ歯が生えそろっていたとしても、お腹が空いたからといって昆布をしがむのはいかがなモノかと思う。


2003年12月
「入院日和」
2003/12/01 (Mon) - 05 (Fri)

尾道以降、コドモの体調は一向に回復する気配をみせず、結局、入院することとなった。私と相方さんは一度も病気で入院したことがないのだが、コドモは何故か早くも2度目の入院であり、入院生活も慣れたものである。というか、衰弱しきっていて驚くほど大人しくしている。それもそのはず、前回は風邪をこじらせての小児肺炎だったが、今回はこじらせた風邪が腸に来たらしく、何を食べても即下痢となって帰ってくるという、コドモはもちろん、一人でトイレに行けないコドモを持つ親にとっても過酷な症状なのである。

お医者さんに、「必要な栄養分は全て点滴で賄いますので、しばらく食べ物は一切与えないでください」と念を押される。食べることが何よりも大好きなコドモにとっては過酷な日々である。

実は、コドモはもとより、相方さんも私も風邪でしばらく苦しんでいたのだったが、私がお見舞いに行った帰りに一人で夕飯をとるべく入った店で食べた「しょうが焼き定食」で一気に腹痛が悪化。驚くべきことに、翌日仕事中に倒れてしまったのだった。食べてる最中から「これ、油がなあ・・・」とか思ってはいたが、まさかこれほどまでとは驚きである。

ちなみに、相部屋だった小学生男子2名がムカつくほどに泣き虫で、とりわけ隣のベッドの少年は、夜に「お腹空いた」を連呼して泣いたり、「退院したい」を連呼して泣いたり、母親に怒られて「何でそんなこと言うの!?」と泣いたり、病院食がパンであるのが気に入らないらしく「おにぎり」を連呼して泣いてみたり、もう、泣きすぎである。お見舞いに行くたび、「こいつの点滴を、いつ抜いてやろうか」とずっと考えていたのだった。

病院では大人しいコドモは、そんな小学生男子たちよりも断然早く、速やかに退院が決定したのだった。さすが、下痢が治ってからというもの、点滴で栄養を賄っているにもかかわらず病院食をガツガツたいらげていただけのことはあるのである。



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