June 11-20,2003

2003年6月
「メモ日和」
2003/06/20 (Fri)

 仕事中に、考え事をしながら書いたり、電話中にメモを取ったりしていた紙をふと横にすると、

顔っぽい部分があって、和む。


2003年6月
「デヴィ日和」
2003/06/20 (Fri)

たまたま付けていたテレビにデヴィ夫人が出ていて、成功の秘訣について訊かれ、おおよそ次のように答えていた。

「どんな人にも成功するチャンスは来ている。ただ、見逃しているだけ。だから、チャンスを見逃さないようにアンテナを張り巡らせて、チャンスを掴んだら、後は努力することよ」

彼女は一体何処にどんなアンテナを張り巡らせて、大統領夫人なんて地位を手に入れたのだろうか。


2003年6月
「ロボット日和」
2003/06/19 (Thu)

□「前代未聞、全高200cm巨大ロボット型PC“桜花”開発」 >>

ついに、バカが現れた。前作の段ボールPCもかなりのバカだったが、今回はもう、言うことなしにバカである。何しろ、巨大ロボット型PCである。しかも、やっぱり段ボールである。バカだ、バカ。バカで、そして大好きである。

しかも、情報を詳しく見れば見るほどに、「目が光る!」、「間接が27カ所も動く!」、「胸部に液晶ディスプレイが!」、とバカづくしであるが、特別バカなのは、「初回限定版プレミアムエディション、全長165cm“勇者の剣”プレゼント!」である。ここまでくると、個人的に「よくやった」と拍手すらしたくなる心境である。ちょっと欲しい気すらする私であるが、PCの、しかもケースだけに7万もかけてられない、というか、7万もするの、これ? ちょっと高くないか? 巨大ロボットっても段ボールだぞ?

なんか、調子に乗って全高8mぐらいの巨大ロボット型PCとか作って、操縦席でソリティアとか、そういうことになったら良いなあと思う。そこまで行けば、「パソコンでロボットを動かせばいいじゃないか」とも思うが、そこを敢えて「PCケース」にこだわる職人魂を見てみたいと思う。


2003年6月
「カレー日和」
2003/06/18 (Wed)

夕飯、家中がカレーの匂いであるにも関わらず、おかずは「かつおの刺身」だった。相方さん曰く、カレーを作る気満々で材料を買い込んでいる最中に、やけに安くて美味しそうなかつおのお刺身を見つけ、つい買ってしまったのだという。カレーは一晩寝かしても大丈夫だが、刺身は、できればこの時期一晩寝かしたくはない食材であるので、とりあえずは刺身をおかずにご飯を喰らう。スーパーの割には、そこそこ美味しいのだったが、どうも部屋中に漂うカレー臭がうるさく、なかなか味に集中できないのだった。刺身ももっと美味しそうな匂いを出せば良いと思うのだが、刺身が匂いを出したところで生臭いだけの話であるので、やはり出さなくていいと思いなおす。

カレーの匂いがする所で何を食べても、どうもカレーを食べているような気になってしまうのだった。だとすると、ポマードの匂いがする所で何を食べても、ポマードを食べているような気になってしまうのだろうか。ということは、橋本龍太郎は常にポマードを食べている気分で過ごしていることになりはしないだろうか。どんな接待をされようとも、結局、ポマード。オトナのオトコは大変である。


2003年6月
「コーラス日和」
2003/06/17 (Tue)

再来週の土曜日に、コドモを預けている保育所の幼児たちの「おうたの発表会」なるものがあるらしく、見に来て下さいという連絡があったのだが、まだ一人で立つこともままならないコドモが、一体何を発表するというのかと気になって仕方がない。もしかしたら、家では「あぁー」だの「まぁんまぁ」だの言いながらだらだら過ごしているくせに、保育所では平井堅ばりのファルセットでR&Bを唄い上げているのだろうか。或いは、「なんでこんなに可愛いのかよお」と名曲「孫」を浪々と、北島三郎ばりの鼻の穴で唄ってみせたりしているのだろうか。まさか、ひよこ組4人でハモネプだったらどうしよう、コドモがボイパだったらまだしも、コーラスなんていう意外と地味なパートだったらどうしようとか、色々妄想が膨らむばかりなのだった。いや、本気で、何するのか気になるのよな。


2003年6月
「また焼肉日和」
2003/06/16 (Mon)

昨日の焼肉が平気で残っていたので、今日も焼肉を食べる。さすがに二日連続で食べると、体臭がほのかに焼肉であるような気がするが、それが本当に体臭なのか、たんに家中が焼肉くさいだけの話なのか、難しい所である。何しろ、玄関を開けると同時に焼肉臭なのである。まあ、隣の家なんかは小庭で焼肉をしょっちゅうしているので近所中が焼肉臭になるのであるが、それにもまして、仕事帰りに玄関を開けた瞬間に漂う焼肉臭は、なかなかに刺激的なのだった。

コドモが最近、私と相方さんがそろそろ寝ようかという12時過ぎに起きだして、そのまま2時ぐらいまで遊ぶという習慣が付き始めて困っている。深夜ラジオでも聴く気なのだろうか。その上、2時に寝ても今度は6時起きである。まるで、寝付きの悪い老人である。本当はちゃんと夜に寝ないと成長ホルモンの分泌が悪くて大きくなれなかったりするのだそうだが、何故かうちのコドモは、既に十分過ぎるほどすくすくと軽快に大きく育っていたりするので、夜中に遊ぶぐらいがちょうど良いのかもしれないが、ちょうど良いと言われても、親にとってはちっとも良くないのである。なんとかならないものか。


2003年6月
「焼肉日和」
2003/06/15 (Sun)

先日、近所を散歩していた時にたまたま見つけた焼肉専門の肉屋さんが、我が家のベランダぐらいの敷地しかないにも関わらずもの凄い人気の店らしく、歩いて通り過ぎている間だけでも、ひっきりなしに車がやってきては路駐し、みんな肉を買いに店へ入っていくのだった。それで、今日はその店でお肉を買って家で焼肉を食べることにする。

何しろ見かけたのが散歩中だったので場所がうろ覚えで、ここだと思った所になく少し迷子になりながらようやく見つけたその店には、やっぱり既に客が入っていて、相方さんが店に入っている間私はコドモと外で待っていたのだが、待っている間にも車が数台停まっては肉を求める老若男女が巡礼に集まってくるのだった。

タンとカルビとホルモンを買ったのだが、結構安く、どれもおいしい。タン以外のお肉にはお店特製の味付けをしてくれることになっていて、「甘口・普通・辛口」のどれにするかを尋ねられたのだったが、今回は最初なので普通を頼んでみたら、普通は、ちょっと甘めなのだった。今度からは辛口を頼もうと思う。

というわけで、家中が焼肉くさいのだった。卒倒するほどにくさい。家中、逃げ場なしの焼肉臭で、もう、いわば焼肉台風である。焼肉台風、北上中である。何を書いているんだ、私は。


2003年6月
「フライト日和」
2003/06/14 (Sat)

午前中、飽きもせず眼科へ行く。いい加減治ってるだろうと思っていたのだが、医者に「充血もひどくないから大丈夫」と言いつつも「薬はもう少し続けた方が良いなあ」などと言い放たれる。会計の際に薬の残量を確認され、あと一週間分ぐらいはあったので「大丈夫です」と答えると、「じゃあ、今日は何にもなしで」と言われたのでそのままサクっと帰ったら、後で家に電話があり、「診察代は払え」と言われた。帰る前に呼び止めてくれりゃよかったのだが、まああの病院の看護婦の態度のでかさというか、神経の太さからしてそれは無理な話のような気もするので、とりあえず、どうせ来週また行くので、その時に払うことにする。

午後から、飛行機のチケットを手配するべく京都駅前の旅行代理店へ行く。来月19日に、アメリカのアナコータスという、イチローの街・シアトルからシャトルバスで3時間弱の所にある町で「WHAT THE HECK FESTIVAL」なる、この間うちに泊まっていったKyleとかCalvinとかが出るフェスティバルみたいのがあり、それにN-16が出演することになっているのだった。我が家は家族連れで乗り込む予定なのである。とはいえ、諸事情により日程は2泊4日とシビアであり、代理店のニシカワにも、その日程だと格安航空券で扱える航空会社が一つしかないと困り顔である。で、困りながらもニシカワが提示してきたフライトがこれまたひどい仕打ちで、何しろ帰りの便の出発時刻が朝7時で、「これだと、空港に朝5時ですね」などと涼しい顔で言うニシカワなのだった。しばし凍り付きながら、差し当たりその見積もりは貰って帰って、家でもうちょっと考えてみることにする。

結局、成田空港発着の便で良い感じのがあってそれにしたのだったが、成田までの国内便は日程のシビアさゆえに安くならないとのこと。仕方ないので新幹線+成田エクスプレスで行くことにしてみたのだったが、よく考えてみるとその日は一日中色んな乗り物に乗りっぱなしになりそうで、それはそれでちょっと楽しそうなような、コドモがいるので大変なような、微妙な心持ちである。


2003年6月
「軽部日和」
2003/06/13 (Fri)

最近、朝6時過ぎに起きだして寝ている私たちを起こして廻るコドモであるので、私が朝ご飯を食べる時には一緒に台所に降りて椅子に座らせているのだが、別に何も面白いことはないばかりか、私が食パンにかじりついているだけの、月9では絶対放送されないつまらないシーンであるにもかかわらず何やらコドモがニヤけていることがあり、そういう時には大抵、テレビに映る「めざましテレビ」の軽部真一が蝶ネクタイでうさんくさい笑顔を振りまいているのだった。どうやらうちのコドモは、軽部ファンであるらしい。困る。将来、軽部似の女性を連れてこられて、蝶ネクタイを揺らしながら「この人と結婚したい」とか言われたら困るのである。


2003年6月
「所定の箱日和」
2003/06/12 (Thu)

うちの会社には、各種カタログが大量に保管されており、きちんとメーカー毎に整理されて棚に並べられているフロアがある。当然それを管理している部署もあって、ついでに言えば、それをパソコンで閲覧できたり検索できたりするシステムにもなっているのである。

本当に膨大な量のカタログであり、日々色んな人がホイホイと色んなカタログを持っていくので、当然なくなるカタログも出てくるわけであるのだが、そういうのをいち早く見つけてメーカーから取り寄せたりするのも、その部署の人の仕事の一つなわけである。とはいえ、さすがに数千、下手したら1万件以上あるカタログの残数を完璧に把握などできるわけがない。ではどうしているのかというと、カタログを持ち出す人が自主的に残り少なくなったカタログのコピーを取り、それを所定の箱に入れるシステムになっているのである。その旨、カタログ棚の至る所に「残り一部になったカタログは、コピーを取って所定の箱に入れておいて下さい」という文面で示されているのであるが、さて、ここで問題になってくるのは、この「所定の箱」である。立ち並ぶカタログ棚の足元に目をやると、そこかしこに段ボール箱が落ちている、かのように置いてあるのであるが、この箱の側面には、これでもかとばかりに大きな字で、「所定の箱」と書かれているのだった。

伝わっているだろうか、このバカさが。何しろ「所定の箱」である。所定の箱ってのは、ある決まった位置に置いてある箱って意味合いだと思うのであって、箱一杯に「所定の箱」って書かれても困る話なのである。わざわざ箱に「所定の箱」って書くなら、別に「高知なすの箱」でも「トカちゃんベルトの箱」でも「おばあちゃんが筆とか入れてる蕎麦ぼうろの箱」でもいい話なのである。なのに、箱一杯に書かれた「所定の箱」という文字。この微妙な間違い加減が、箱を見るたびに私の脳をしんなりと刺激して、ついついニヤニヤしてしまうのである。


2003年6月
「食いしん坊日和」
2003/06/11 (Wed)

保育所でめっきり食いしん坊としてのイメージが定着しつつあるコドモである。今日に至っては、先生が食べているお弁当を目ざとく見つけ、みんながお昼寝しているのを良いことに一人先生におこぼれをもらってご満悦だったのだそうだ。まずい。このままでは、内山くんになってしまう。

そういえば、この間ほんやら洞で、喉が渇いた相方さんが100%リンゴジュースを頼んだのだったが、一応コドモにも少しやろうと思ってわざわざ氷抜きで注文してみたら、氷がない分コップに並々と注がれたジュースを、気が付けばほとんどコドモに飲まれてしまっていたのだそうだ。その話を聞いて真っ先に思い出したのは、昔、私が相方さんに500mlのジュースを一口あげるつもりで渡したら、戻ってきたジュースが思いの外軽く、というかほとんど飲み干されていたことだった。そんな細かい話をよく覚えているものであると思う人もいるかもしれないが、何しろ、一度や二度の話ではないのである。ジュースを渡した回数だけ飲み干されている私なのである。その分、私もジュースを貰った時には思うさま飲み干し気味でやり過ごしてきたので、この件に関してはお互い様であるのだが、とにかく、それがコドモに遺伝しているのを見るに付け、血は争えないものだとつくづく思ったのである。



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