January 11-20,2003

2003年1月
「パンツ1枚日和」
2003/01/20 (Mon)

とあるビルの7階にある、露天風呂付き温泉大浴場に一人で浸かっていると、うっそうと木々の茂った薄暗い上空を飛んでいたカラスが3羽、突然お湯の中に潜り込んできて私を襲い始めた。私は太股をつつかれ、結局パンツ1枚で必死に浴槽から逃げだし、不意に、お風呂のお湯がぬるいことが気に掛かり始め、何故かビルの1階にある、お湯の温度を上げるヒーターのスイッチをひねりに行くことにした。何しろパンツ1枚なので、人目を気にしながらこそこそと、「あのエレベーターは3階までしか行かない」だの、「あっちのエレベーターに乗りたいのに、女の人が歩いていて行けない」だの、そういったことを考えながら必死に1階を目指す、という夢を見た。

そうかと思えば、その後すぐに、今度は近所で殺人事件があって、私が思うにどうやら犯人は何故か近所に住んでいるハイヒール・モモコだと思っていて、にも関わらず、何かの集会の帰りにモモコが、彼女のマイカーである消防車で私とアキオさん(実父)を家まで送ってくれるというので、殺されるのではないかとドキドキしながら送ってもらい、まあ結局何ともなかったのだが、その後家に帰ると部屋に私の友人がいたのだけども、その友人が私と話をしていて突然、落ち着きはらったまま私を殺そうとするので焦る、という夢を見た。しかも、今思えばその友人の顔はどう考えても相方さんで、いよいよわけがわからない。

以前に読んだ「海馬」という本によると、夢というのは「脳が、寝ている間に、自主的に様々な事柄の関連性を確かめている作業」なのだそうだが、一体私の脳は、何をどう学習しようとしているのか。少なくとも、ハイヒール・モモコとアキオさんの関連性なんか、この際どうだっていいと思うのだが。


2003年1月
「モーニング日和」
2003/01/19 (Sun)

雨降りだったので、コドモの散歩ができずに一日家でゴロゴロと過ごす。本当の所、余りの寒さと体調のイマイチさで出かけるのが億劫になっていたところ、おあつらえ向きに外では雨が降り始めたので、結局相方さんがお菓子を買い漁りに行った以外は家でゴロ寝を決め込むことにしたのである。

油断している間にモーニング娘。が4人も増えていて驚く。しかも、16人もいて、誰一人モーニングを着ていないことにも驚く。そろそろ一人ぐらい、着てもいい頃なんじゃないだろうか。というか、あの服、なんでモーニングなんだろうか。


2003年1月
「吉田日和」
2003/01/18 (Sat)

来週の土曜日に、半年ぶりにまた長野県は松本までN-16でライブをしに行くのだったが、今回は、雪のことや、うちのコドモを連れて行く関係もあって、電車で行くことにしたのだった。なので、夜、練習の帰りに京都駅で特急などの指定席券を取っておくことにする。

とにかく、窓口担当の吉田が凄いのだった。

夜の10時近くに京都駅のみどりの窓口へ出向くと、さすがに人はまばらなのだったが、おかげで空いている窓口も一つだけで、そこに数人の行列が出来ていた。仕方なくしばらく並んで待つ。ようやく自分の順番が回ってくると、担当の吉田が「お待たせしました」と口を開いた。

電車で京都から松本へ行くには特急「しなの」というのに乗らなければならないのだが、これが、基本的に名古屋始発の電車なので、名古屋までの新幹線も取らなければならない。で、松本に2時くらいに着くのがあったはずなので、それのチケットを取りましょうという話をしていたので、吉田に「1月25日の、名古屋発の特急『しなの』というやつの指定を取りたいんですけど・・・」というと、間髪入れずに「どちらまで行かれますか?」と聞き返す吉田。私が「松本までなんですけど、確か、松本に2時ぐらいに着くのがあったと思うんですけど」と言うが早いか、「ありますね。名古屋発が12時ちょうどで、13時59分に松本着ですね」と即答する吉田。「凄いぞ、吉田」と思っていると、「お煙草はどうしましょう?」と禁煙席を気遣う、紳士な吉田である。コドモもいるので「できれば禁煙で」と答える。パソコンのキーボードをカタカタ叩きながらテキパキとチケットを取る吉田に、「あと、それに間に合うように名古屋まで行きたいんですけど」と言うと、待ってましたとばかりに新幹線の時刻表を取り出し、指差しながら「これだったら、名古屋に11時28分に着くので、乗り換えがだいたい30分ぐらいですね。もう一本遅いのだと、乗り換え時間が10分になります」と、またもや即答の吉田。吉田の凄さのおかげで、快適に指定券が取れて、とても満足な夜なのだった。その仕事の手際のよさで、いっそ、我が家の家計簿も付けてくれやしないかと思う。

本当に、吉田の気持ちいい仕事っぷりは凄い。いくら電車が好きか知らないが、そんなに即答即答また即答とは、一体何事だろうか。きっと吉田の頭の中には、日本列島ならぬ吉田列島があり、そこを、JR西吉田やJR東吉田、JR吉海などが縦横無尽に走りまわっているのだろうと思う。乗ってみたいぞ、JR西吉田。


2003年1月
「チャイルドシート日和」
2003/01/17 (Fri)

昨日とうってかわって、今日のかに座は1位である。コドモも心なしか嬉しそうに見える朝である。しかも、「ラッキーパーソンは最近髪型を変えた人」だそうで、それはやっぱり相方さんなので、結局昨日とそんなに変わっていないような気もするのだが、まあとにかく1位なので、きっと良い一日を過ごしたのだろうと思う。

我が家には車がないのだが、実家に帰ったりする時に親たちがちょくちょく車で迎えに来てくれたりするし、友達と出かける時なんかにもちょいちょい使うので、チャイルドシートだけは買ってあり、普段は車がないので家の中に転がっているのであるが、これが、家の中だと椅子代わりになるので結構重宝している。相方さんは、洗濯物を干している間にコドモをチャイルドシートに座らせておくのだそうだが、どうも最近コドモはそれを「トイレ」だと勘違いしているらしく、大抵チャイルドシートに座らせている間にうんちを大量にするのだそうだ。このままでは、車に乗ったら必ずうんちをするコドモに育ちそうで、しかも車の中だと匂いがこもって呼吸困難に陥る危険性もあり、或いは思考力を失って大事故を引き起こしかねない、切実な問題である。早くなんとかしなければならない。


2003年1月
「ラッキーパーソン日和」
2003/01/16 (Thu)

朝は大抵、コドモが4時とか5時とかいう、早起きにもほどがある時間に起きて、楽しいのか退屈なのかわからないがキャーキャー言い始めるので、仕方なく相方さんが起きて乳をやってくれている。そんなわけで、私が出勤する時間というのは、相方さんは寝ていることが多く、その横でコドモは起きていて遊んで欲しそうにこっちを見たりしている場合が多い。

今朝は相方さんも布団の中で起きていて、布団にくるまったままコドモと何やら遊んだり話をしたりしていたのだったが、私が出勤しようと着替えていると、コドモが何を思ったか「よいしょっ」と言い出して、笑う。よりにもよって、そんなおっさんみたいな言葉を喋らなくてもいいじゃないかと思う。もしかしたら、本当はもう日本語ペラペラで、「この方が可愛く見えるから」と、わざわざ「あぶぅー」とか「いぇってぇ」とか言っておいて、私たちを小馬鹿にしているのだろうか。

「めざましテレビ」の占いカウントダウンによると、コドモの「かに座」は残念ながら12位で可哀想な一日であるらしい。「ラッキーパーソンはお母さん」なのだそうだが、コドモにとってお母さんというのは、ラッキーとかラッキーじゃないとかいう次元の存在ではないと思う。


2003年1月
「眠らない日和」
2003/01/15 (Wed)

最近思うのだが、どうもうちのコドモは、できることなら眠りたくないと考えているような気がしてならない私である。何しろコドモは、眠くなったら必死に頭をフリフリしたり目や耳をこすったりして、どうにかして眠るまいと頑張っており、おかげで耳やまぶたや頭から血を流していたりしているのだが、そう考えると、眠くなったら金切り声を上げるというのもわからない話ではないのである。というか、眠くなったら素直に寝りゃいいじゃないかと思う。寝てる間に顔に落書きされたり、まぶたにわさびを塗られたり、トイレットペーパーでぐるぐる巻きにされたり、見たこともない外人たちに取り囲まれていたりするとでも思っているのだろうか。

ちなみに、ケイコさんとサチコさんが口を揃えて言うには、私や相方さんが赤ちゃんの頃には金切り声なんか上げたことはなかったということである。きっと、眠くなったら素直に眠るよい子、というか、眠るの大好きなぼんやりしたコドモだったんだろうなあと思う。というか、私も相方さんも、未だに、眠くなったらすぐ寝るものな。ちっとも変わってやしないのよな。


2003年1月
「ナルシスト日和」
2003/01/14 (Tue)

このところ、コドモの話す言葉が随分とはっきりしてきたのだった。機嫌の良い時は「いぇってぇっ」とか「うぁっとぅぁっ」とか「きひぇー」とか言って笑っているし、退屈な時は「あー」だの「うー」だの言って騒ぎ立てるし、眠い時は「きゃーきゃー」と金切り声を上げている。何故に眠い時が金切り声なのかと思う。

あと、うちのコドモはどうやらナルシストであるらしく、鏡の前に行くと、自分の顔を見て必ず最高の笑顔をするのである。まるで「今日のオレもやっぱ可愛いぜっ」、或いは「オレの顔、まるっ」とでも言いたげに、満面の笑みを浮かべている。一体誰に似たのだろうか。


2003年1月
「ぐんにゃり日和」
2003/01/13 (Mon)

本当は出かける予定があったのだが、相方さんが風邪ぎみでぐんにゃりしていたので、一日家でぐんにゃりと過ごす。で、「ぐんにゃり」と言うのはドラえもんの中でジャイアンが何かの時にぐんにゃりとなっていたのが可笑しかったので使うようになった表現なのだが、それ、一体どんな話だっただろうかと思い、試しにYahooで「ぐんにゃり ジャイアン」を検索してみたら、いくつか見つかったサイトの中に自分が昔書いた日記が見つかって、しかも「ジャイアン風に言えば『ぐんにゃり』」などと適当なことを書いていて、その進歩のなさに笑う。


2003年1月
「商人日和」
2003/01/12 (Sun)

京都駅近くのラーメン屋に相方さんとコドモ、3人で入る。コドモは、ラーメンを食べてもいないのに、店のおばちゃんにモテモテだった。おばちゃんは、うちのコドモを見てすぐ、「半年くらい?」とずばり言い当てたので驚いていたら、聞いてもいないのに「うちはコドモ3人みんな男だった」だの、「でも、孫はみんな女の子」だのと自分の身の上話を始めてしまった。

で、そのおばちゃん、続々と店に入ってくる工事現場のおっちゃん風の、下手すればおじいちゃんとでも言いたくなるような人たちを何食わぬ顔で「お兄さん」と呼んでおり、何というか、商人の心意気を熱く感じた次第である。


2003年1月
「美容院日和」
2003/01/11 (Sat)

相方さんが四条の美容院に行くので、その間コドモと二人で四条近辺を散歩して待つことにする。コドモを抱っこひもで抱き、本屋やCD屋をうろうろするが、基本的にコドモは景色が変わらないと退屈になるらしく、本屋で立ち読みなどしたところで、すぐさま退屈になって「こらー、暇じゃーい」と大声を張り上げるので、おちおち立ち読みもできないのだった。

しばらくうろうろ歩いていると、その揺れが気持ちよくて眠りについたので、ここぞとばかりに広くて客の少ない喫茶店に入るが、入った途端に目を覚ましてしまったのだった。まあ、またすぐ寝かしつければいいかと思ってそのまま店内に入るが、これがまたちっとも眠らず、私が飲んでいるカプチーノを奪おうと必死なのだった。結局1時間近く、コドモを寝かしつけようとして、でも寝付かずじまいで店を出る。

おむつでも替えてやろうと、とあるデパートの赤ちゃん休憩室へ行くが、そこは授乳用のソファみたいのと簡単な流し台があるのみで、おむつを替えるシートはなかったのだった。じゃあ何処でおむつ替えるのかと思ったら、女性トイレの中におむつ替えシートがあるらしいのだった。そのデパートには二度と行ってやらないことにして、店をあとにする。

車椅子用のトイレに、ベビーシートという赤ちゃんを座らせて固定しておけるものがあり、そこにコドモを座らせて用を足す。便利なのはいいのだが、どうもコドモに用を足す所をじっと見られてしまい、妙に恥ずかしい思いがする。

いい加減良い時間になってきて、コドモもお腹が空いてきてご機嫌斜めでギャーギャー言い始めたので、相方さんがいるはずの美容院の前をさりげなく通ってみる。中の様子をうかがってみるが、どうも相方さんらしき顔が見あたらず、仕方がないのでそのまま通り過ぎ、赤ちゃん本舗で休憩。コドモ連れだと、こういう、周りが赤ちゃんだらけの所の方が気を使わずに済むので精神的に楽である。

しばらく休んでから再び美容院前を通ると、ちょうど相方さんが会計をしている所だった。聞けば、さっき前を通った時には丁度シャンプーの最中だったそうで、私とコドモが通り過ぎる後ろ姿を見つけて気付いたのだそうである。で、「旦那とコドモがお腹を空かせて待ってるんです」というようなことを店員さんに言って急いでもらったそうであるが、コドモはともかく、私は別に腹を空かせて待っていたわけではないのだがなあと思う。



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