April 11-20,2001

2001年4月
「スネ夫日和」
2001/04/20 (Fri)

スネ夫の髪型というのは、かなりよくわからない髪型だった。小学生の頃、コドモながらに「なんてトンガった頭なんだ」と、ある種ドラえもんよりも気になる存在だったのだが、その常軌を逸したトンガリ具合もさることながら、さらに気になるのがその髪型が実際にどうなっているかということだった。どういうことかというと、このためにわざわざ Illustrator で作った次の絵を見て欲しい。


スネ夫・横頭スネ夫・前頭
スネ夫・横頭。スネ夫・前頭。

横から見た時には頭のトンガリが3つ描かれているのだが、真正面から見た時にもこれがまたトンガリが3つあるのである。これは長い間私をはじめ数人の友人たちの間で話題騒然となり、この研究をするために京大を受験した友人もいるくらいであった。それだけ盛り上がっておきながらしばらく忘れていたというのが馬鹿っぽいのだが、ほんの数年前、何処で誰が言ったかはもうすっかり忘れてしまったのだが、その疑問にすっきりとした答えが見つかったのだった。それがずばり下の絵である。わざわざ使い慣れない Adobe Dimenshions3.1 を使って作った次の絵を見て欲しい。


スネ夫・横頭
スネ夫の真実。

こんな感じの、なんだかよくわからないのが9個付いてるという、あからさまにフィクションな髪型だったのである。これはもう驚愕を通り越して「口あんぐり」であり、誰かなんとか言ってやれよと思う私なのだった。だいいち、美容院で何と言えばこんな髪型にしてもらえるのかなど、謎は解決するどころか深まるばかりなのである。


2001年4月
「ドレッド日和」
2001/04/19 (Thu)

今日、街を歩いていて驚くべきことに気付いた。

たまたまドレッド・ヘアの女性とすれ違ったのだが、彼女は髪を後ろと前で束ねていたのだった。で、この束ねられたドレッドってのがなんともこんもりとしており、前髪はまるでリーゼントであるかのようになっている。それを見て私の頭に即座に浮かんだことは、「あ、サザエさんだ」ということだった。最近、サザエさんの話ばかり書いているような気がするが、とにかくあの髪型である。前々から気にはなっていて、特にあの両サイドの部分がどう考えても重力に逆らっているように思えて仕方がなかったのだったが、これでどうやら解決しそうである。つまり「サザエさん=ドレッド・ヘア説」である。古き良き時代のほのぼのとしたホームコメディを演じておきながら、実はその髪型がドレッドであるとは、全く驚きを隠し切れない私だ。そして、そのことを何とも思っていない周りの人々にはもっと驚きだ。ついでに、アナゴさんの唇にも全く動じないマスオさんにも驚きだ。

アニメキャラクターの髪型という点で思い出されるのが、スネ夫の髪型の話である。もちろん、ドラえもんのスネ夫である。ついでに下らないミッフィーの口(あの×の部分)の話も思い出したのだが、どちらも説明し出すと長くなってしまうので今日はここまで、続きは後日。


2001年4月
「無駄使い日和」
2001/04/18 (Wed)

秋元きつねさんのホームページで、とあるサイトのことを読んだらこれがとても下らなくて面白そうなので、これから試してみることにします。結果は、面白ければまたこの場で紹介します。

というのは私が中学、高校の頃から憧れていたものの一つで、ようするに「最新だったり、複雑だったりする技術を存分に駆使して、全く下らないものを作る」ということである。そういうことをしたいなあと常々思って生きておるわけです、私は。ま、このホームページもその一貫なわけで、だからこそ日記も下らないのです。


2001年4月
「もろきゅう日和」
2001/04/17 (Tue)

河島英五さんが亡くなられた。「酒と泪と男と女」の人である。申し訳ないが、私の中ではそれ以上でもそれ以下でもない人であり、あとまあちょっと顎が凄いことになっているなあと思うくらいなのだが、亡くなったと聞いた瞬間に「死因は酒だろう」と思ったのだった。詳しくは知らないが肝臓系の病気らしいので、どうやら本当に酒が原因だろうと思うし、少なくとも泪が死因ではないと思う。それにしても「酒と泪と男と女」というのは名言である。人によっては名曲と言う人がいても一向に構わないが、私としては名言であると言いたい。何がいいかって、語呂が良いのである。こんなに日本酒に合う語呂の良い言葉が他にあっただろうか。思い付くのは「もろきゅう」くらいのものである。というか「もろきゅう」の方がちょっと笑ってしまう語感で良いくらいである。


2001年4月
「びんよよよーん日和」
2001/04/16 (Mon)

会社のとあるディスプレイは、少し離れた位置で咳払いをすると画面が「びんよよよーん」となる。そんなバカなと思って「んんんっ」とすると、画面も「んんんっ」となるのだった。詳しいことは知らないが、画面の周波数と咳払いの周波数が干渉しあって、色々あってそうなるらしい。理屈は分からなくはないが、なんとなく不思議な感じ。しかしながら、思いきって言ってしまうならば、これは「んんんっ」という咳払いを「びんよよよーん」という行動に変換するという、超原始的な音声入力システムではないだろうか。

昔、まだ白黒テレビだった頃の鉄人28号は、正太郎が一応リモコンっぽいものを持ってはいるが、実質「飛べ!」とか「追い掛けろ!」とか「空から攻撃だ!」とかいう大雑把な指示を口頭で命令していたのだったが、理屈で言えばそれと似たようなものなのだろう。あくまで、できる行動は「びんよよよーん」に過ぎないのだけど。


2001年4月
「小六日和」
2001/04/16 (Mon)

□「<小6男児が殺人>「母を殺した」 警察が身柄保護 兵庫・尼崎(毎日新聞)」

小六の少年が、母を刺して殺してしまった。なんでも、転校するのが嫌で自殺(というのが極端なのだが)をしようとしたら母親にとめられ、抵抗するべく持っていた包丁を母の胸に刺したのだそうだ。何なんだろうそれは。こういう時にこそ「サザエさん」のサントラがあれば。そのCDを流してさえおけば、「包丁だと思ったらそれ、靴下じゃないの!」みたいなオチが付いて、ほのぼのとしたエピソードとなるだろうに。人類の平和のためにも、是非とも日本中にサザエさんのBGMを流すべきであると思うし、自民党総裁はこの公約をした人こそが当選すべきだと思う。


2001年4月
「サザエさん日和」
2001/04/15 (Sun)

久しぶりにサザエさんを真剣に見たら、BGMの種類が爆発的に増えていて驚いた。

聞いた話によれば、これまでずっと「東芝の提供でお送りします、んがんん」だったのだが、東芝以外のスポンサーがついたとかつかないとかで、そのお金を使って爆発的にBGMを増やしたらしい。しかしまあ、こんなにほのぼのした曲ばかり爆発的に増やしてどうするのだろうかと思いつつ、本気でサントラ盤リリースしないだろうかとも思う。出れば間違いなく買うのに。なんなら5枚ぐらい買うのに。

それはそうと、これも噂に聞いていたのだが、どうも波平のボケが始まっている。妙にコドモの頃のことを思い出し、砂遊びをしてみたり、昔のことを懐かしんでフネさんの話が上の空になったり、なんだか危ない感じが漂っていたのだった。

それはそれとして、来週の「レディ・ワカメ」の巻が気になる。


2001年4月
「公園日和」
2001/04/14 (Sat)

京都のとある所を歩いていると、家々の立ち並ぶ狭い路地の中に小さな公園があり、コドモ達がわいわいと遊んでいたのだが、その公園が「本能公園」という名前で、なんとなくエロなイメージがふつふつと沸き上がってきておかしかったのだった。「本能かぁ」と感慨深げに口に出してみたりした。


2001年4月
「チンポーン日和」
2001/04/12 (Thu)

今の会社は自社ビルであることもあって、電話で館内放送ができるようになっている。「#9」を押すと「チンポーン」という音がなり、受話器で喋ったことがそのまま放送として流れるわけである。外線がかかってきた時に「ほげほげさんに、ほにゃららのぺけぺけさんから外線エロ番です」とか、「うんぱらぱっぱっぱさん、内線ちょめちょめ番までお願いします」などという風に使うわけであるが、なんだか擬音ばかりでいまいち伝わっているかどうか自信がない私だが、気にせず話を前へすすめる。

外線なので、中には特に名指しでなく電話がかかってくる場合があり、そういう場合は「おっぺけぺさんから、むちむち担当の方にうねうね番です」とかいう風になる。もっと凄いのが「さっき電話をかけてきた男の人」とか、そういう曖昧な類いの奴で、その場合には「さきほどすけすけさんにお電話された方、ぐんにゃり番です」となる。なんとなく結構これ役に立ちそうな日記になってきた。

中には、放送を使って「しぇけなべいべさん、ふなふなお願いします」「わかりました」なんてなやり取りをする人もいて、なんだかんだで結構にぎやかなことになっているのだが、どうせなら気の利いた一言でも添えればどうかと思う。
「ふがふがさん、今日も良い天気ね。ちょろちょろさんから外線しょぼ番よ。うっふーん」とか、
「笑顔の爽やかなへべれけさん、いつものア・レ、お・ね・が・い!チュッ!」
「OK!まかせて!真夏の夜、明るい所へ向かっていくムシ達のように、『俺が俺が』の精神で頑張るわ!」とか、そういうのはどうだろう。どうだろうってのもどうだろう。


2001年4月
「ボーナス8億円日和」
2001/04/11 (Wed)

ボーナスが8億円だったらどうしよう。

とある会社の話だが、数年前まだ小さかったその会社では、ボーナス時に自社の株を社員に配っていた。が、あるタイミングでその会社は株式の一般公開を開始する。つまりは上場したわけなのだが、又タイミングの良いことに自社の製品がマスコミで取り上げられて話題となったそうだ。その結果その会社の株価は一気に高騰し、一時期3万円台にまで登り詰めた。タイミングよく株を売り払う社員たち。中でも一番凄いのが冒頭で出た8億円という金額で、8億円を手にしたその社員がどうしたかというと、あっさりと会社を辞め、今はひっそりと花屋をやって暮らしているという。うらやましい限りである。

8億円あれば、毎月50万円づつ使ったとしても1年は12ヶ月で、12に50を掛けて8億で割ったり引いたりして、あれがこうしてああなって、とにかく両手で足りないくらいの結構な年数を、何ともなくのほほんとして生きて行けるわけである。もう誰が何と言おうと羨ましい話なのだが、それはそれとして8億円というのは余りに突拍子もない金額であり、何とも頭で上手くイメージできないのだった。私の頭の中で8億円という金額は、もはや輪郭のはっきりしないぼんやりとした、なんというか空想上の金額なのよな。そんな金額がいきなり手に入ったとしても、とりあえず1億円くらいは弱火でことこと煮込んでみたりして、あとは部屋に敷き詰めたり、意味なく冷蔵庫に冷やしてみたり、探偵ナイトスクープのオープニングで円広志が唄っているように「ベットの周りに何もかも脱ぎ散らして」みたりしようかと考えるほどに、何とも咀嚼しにくい金額なのである。



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