November 21-30,2000

2000年11月
「ブライダル日和」
2000/11/28 (Tue)

相方さんの友人で統計を採ってみると、男性の方が披露宴をやりたがるケースが多いのだそうである。一応断っておくが、これはブライダルの話である。

てっきりそういうものは女性の方が夢見がちなのかと思っていた私であるので、にわかには信じられないのだが、実際そうだと言われれば、そうなのかと答えるしかない私である。じゃあ「ウェディングドレスが着てみたい」とかいうのはどうなのかと思うのだが、それはそれで、最初はそんなに乗り気ではなくても、衣装合わせとかやってるうちにその気になってきたりするのだそうである。或いは「ほら、やっぱり今しか着れないから」というのも理由の一つだそうである。

例えばデパートの屋上でやっているウルトラマンショーで怪獣のぬいぐるみを着るにしても、衣装合わせをしているうちにその気になってくるだろうし、「今しか着れない」ことには変わりがないだろうと思う。そういう意味で言えば、私はどちらかといえば怪獣のぬいぐるみの方が着てみたいのだが、例えば新婦が怪獣のぬいぐるみを着た時点で、それが結婚式なのか何なのかさっぱりわからなくなってしまうという問題があり、じゃあ着ぐるみの上からウェディングドレスを着ればどうかとか、それは果たして誰の結婚式になるのかとか、親御さんの心境としてはどうなのかとか、考え出すと色々複雑なものがあると思う。そう考えると、ウェディングドレスというのは無難なのだろう。

話は少しずれるが、人が結婚した時に十中八九ついつい送ってしまう「結婚しましたハガキ」。あの恥ずかしさには毎回困っているのであるが、ある知り合いの「結婚しましたハガキ」には、ドレスアップした金髪の見知らぬ白人カップルが見つめ合う写真が採用されていて笑った。誰だよ、お前ら。


2000年11月
「弟日和」
2000/11/26 (Sun)

先々週くらいのサザエさんで、突然タラちゃんがサザエさんに「僕お兄ちゃんになりたいでしゅ」とか言い出した話があったのだが、サザエが「誰よ、そんなこと吹き込んだのは! カツオね!」とか言って頬を赤らめながらカツオの所に文句言いに行ったり、「イクラちゃんを弟と思って可愛がってね」みたいな展開になってた所までは見ていたのだが、最終的にどういう所で落ち着いたのかまで見ていなくて、結構気になっている。というか、何だろう、もう弟作る気はないってことなのだろうか。冷えきった夫婦生活である。

一般的には、例えばタラちゃんに弟ができたとして、一番気になるのはその名前ではないだろうか。正直、自分のコドモに「タラ」なんて名前を付けるそのセンスには共感できないが、さらに弟ができたとすれば、流れ上、その名前はやはり海にちなんだものにならざるを得ないだろうと思うが、そこを敢えて「拓哉」で押し切ってみたりするのも面白いのではないだろうか。で、カツオやタラちゃんに「なんでお前だけ拓哉なんだよ」とねたまれるとかいうのはどうか。


2000年11月
「右目日和」
2000/11/24 (Fri)

右目の腫れた部分から、微熱が発生し、頭を包み込んでいる。頭痛。風邪?

こういう時は凄くイライラするもので、普段は笑って見過ごしている「笑っていいとも」のどうでもよさとか、ドラマに出ている下手な役者とか、つまらないCMとか、そういった冷静に考えればどうでも良いようなことたちが、それはもうどうしようもなく腹立たしく思えてくるので困るのである。

仕事もなんだかちっともはかどらなかったので、ある程度の見切りを付けて定時で帰ってみる。すると、そういう時に限って、家に着いたら全然平気になっていたりするもので、帰ったら帰ったで元気。結局夜中2時まで、ずっとドラクエ7をやっていたのだった。そんなことしてるから頭痛が取れないのだろうか。


2000年11月
「切り傷日和」
2000/11/23 (Thu)

右目が腫れている。痒い。でも掻くときっとよくないのだろうと思うので、掻かないでおく。

問題は「なんだか殴られたみたいになっている」ことで、人に会った時に説明するのが面倒くさいのである。「どうしたの?」と聞かれた所で、何故そうなったかなんて分からないし、というか、そんなこと私が聞きたいくらいの話である。

昔、左目のまぶたの少し上辺りに切り傷を作ったことがあり、その時は実は「熱いお湯で顔を洗おうとしたら予想以上にお湯が熱くて、顔をもの凄いスピードで動かしたら蛇口で切ってしまった」というお間抜けな理由だったのだが、人に尋ねられた時には面倒なので「黒人と喧嘩しました」とうそぶいていたのだったが、今回もその線で行くことにする。


2000年11月
「育毛日和」
2000/11/21 (Tue)

突然、"ikumou@〜"というメールアドレスから「この度は、育毛会員ご登録誠にありがとうございました」というメールが届いた。禿げてないのに、である。というか、"ikumou"ってことはないだろうに。私の学生時代の友人のアドレスが一時期"udon1ban@〜"だったのもどうかと思うが、"ikumou"というのも如何なモノかと思う。

メールにはホームページのアドレスなんかも書かれていたのであるが、試しに覗いてみても、やはり見たこともないページなのだった。いわゆる迷惑メールの類だろうか。

それで思い出したが、学生の頃、アートネイチャーで電話相談のバイトをしているNという男がいた。「え? あれ、バイトなの!?」と最初は驚いたが、話を聞いていると、これがなかなか面白いのである。ある時電話をしてきたおっさんなんかは、所詮バイトである電話口の相談員の態度が余りにいい加減で、腹をたててしまったのだそうだ。

「お前なんちゅう名前や」

そういう時のためのマニュアルがあり、バイトは「山田です」と答えなければならないのだそうである。なるほど、そういうことまでマニュアルになってるのか。ということで「山田です」と答えると、相手は意外と大人しく電話を切ったそうである。

ところが、しばらくして、そのおっさんがまた掛けてきたのである。しかも、今度は違うバイトの人間が電話に出てしまった。

「お前なんちゅう名前や」 「山田です」 「ここには山田しかおらへんのかい!」

その後おっさんが怒鳴り散らして大変なことになったそうであるのだが、Nがその時咄嗟に言おうとしてやめておいたフレーズは、名言である。

「あんまり怒るとハゲますよ」

Nは相当の強者であると思う。



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