November 11-20,2000

2000年11月
「みかん日和」
2000/11/20 (Mon)

みかんのおいしい季節である。我が家(実家)ではみかんを箱単位で買うので、それはもう食べ放題なのである。一日中家にいるなんて日には、一日数十個は食べる。もう、指先の色が変わって、病院で「みかんの食べ過ぎです」と診断されるほどに食べるのである。

みかんを食べる時、私は、白いのをきれいに取るタイプの人間である。小学生くらいの頃に、親が「白いのを食べると、うんこがどうにかなる」とか言っていたような気がして、肝心の「どうなる」という部分をすっかり忘れてしまっているのだが、白いのを比較的きれいに取るのは、明らかにそのせいである。うんこがどうなるのかが今となっては全く想像もつかないのが悔やまれる所である。なんだったんだろうか。「うんこが白くなる」とかだっただろうか。いや、それだったらきっと忘れやしないと思うのである。というか、私だったら絶対、本当に白くなるか試してるだろうと思う。


2000年11月
「ことえり日和」
2000/11/19 (Sun)

このページで日記を付けはじめてから、気が付けば1ヶ月が過ぎていた。こんなに日記を付けているのは、きっと小学校6年生の時に宿題で日記を付けていた時以来だ。で、その小学生の時の日記を高校だか大学だかの時に見つけて読み、あまりのくだらなさに爆笑してしまったのを思い出した。(注:2003年現在、「スリッパ搾り」にて「小学生日記」として掲載中)

一ヶ月、毎日日記を書いて気付いたのは、「ことえり」はバカすぎるということだった。

こうやって日記を日本語で書いたり、ひらがなを漢字に変換したりするのが「ことえり」の仕事で、Windowsで言えば「IME」に当たるのだが、この「ことえり」がとてもバカで困る。例えば、「下らない」という文章がある。「くだらない」だ。これを最初に変換すると「百済ない」と出る。念のために断っておくが、私はiMacを買ってからその先、一度も「百済」なんて単語を使ったことはないし、なんなら「百済」を「くだら」と読むことなんて忘れていたくらいである。なのに「百済ない」。なんだよ「百済」って。

かといって市販の日本語変換ソフトを買うのも、なんだか悔しいと思うし、「ことえり」は「ことえり」で、そのバカさ加減がたまに面白かったり、可愛かったりするので困るのである。思うに、ことえりのバカさ加減は、もしかしたら意図的なものなのではないだろうか。わざとちょっとバカっぽく設定しておいて、可愛がってもらおうという、グラビアアイドルみたいな魂胆なのではないだろうか。だとしたら、ちょっとただごとではないと思う。(注:2003年現在、すっかりATOKを使ってます。やっぱり全然賢い)


2000年11月
「プクプクテカテカ日和」
2000/11/18 (Sat)

姉のコドモが来て、袴を着せてもらっていた。今日は七五三らしい。袴を着せてもらいながら照れくさそうに笑うその頬は、プクプクのテカテカなのだった。何かの本に「赤ちゃんを抱いてあやすのはもっぱら女の人で、男はというと、お腹をつついたり、高い高いをするだけだ」というような話が載っていた。確かに私がプクプクテカテカの頬をつつきたいと思ったのは事実だが、というか実際つついたのだが、あんな頬を見れば、誰でもつつきたいと思うに違いないと思う。それぐらい、コドモの頬は輝いていたのである。いっそ、徳永英明が「輝きながら」と唄っていたのは、この頬のことじゃないかと思う。


2000年11月
「降り過ごし日和」
2000/11/17 (Fri)

最終電車。いつものように大阪〜京都まで新快速で30分。京都駅で乗り換えて待つこと数分。ウォークマンを聴きながら、雑誌を見ながら、うとうとと眠りについたのが午前0時。ふと気が付くと、電車はどこかの駅に止まっていた。人もいっぱい乗っていた。寝ぼけまなこで考えた私は、どういうわけかそこが京都駅だと考え、つまり新快速で京都駅に着いたと思ったわけで、とっさに電車を飛び下りた。と同時にドアがしまり、電車は出発。ぼーっとした私はしばらく呆然と、走り去る電車を眺め、そして、我に返り、降りる駅を間違えたことに気付いて愕然としたのだった。

高校の頃から今まで、さんざん電車で通学・通勤してきた電車歴9年の私が、「乗り過ごし」ならぬ「降り過ごし」。結局タクシーで法外な値段を払って帰宅。軽くへこむ。何だよ、「降り過ごし」って。


2000年11月
「ビデオ予約日和」
2000/11/15 (Wed)

ここ数年の間に、テクノロジーとやらは凄い早さで進歩している。もう、日進月歩である。何しろ、携帯電話でインターネットができるのである。そのくせ、何故にビデオの録画予約だけは未だに失敗してしまうのだろう。まあ、100歩譲ろうが譲るまいが失敗したのは自分のせいだとして、それにしても進歩ないなあと思うのは「野球が延びたら、録画時間を勝手に変更しとけよ」という話である。私に言わせれば、開発をサボっているとしか思えないのである。

ここしばらくの流れとしては、ケーブルテレビなどでは、同じ番組を何度も時間帯を変えて放送する「リピート放送」なんてことをやったりして、視聴者が見たい時に見るという流れになってきている。それが顕著なのがラジオの世界で、いわゆる、インターネットラジオというヤツがまさしくこれである。もちろん一回目の放送時間はあるものの、その後ならいつでも、聞きたい時にダウンロードして聞けるというシステム。技術が進歩すれば、テレビもいつかこういうのが普通になるのかなあとか考えるが、そんなことよりも目先の録画予約の方が断然問題である。「Gコード予約」ってのも、今イチ便利そうには思えない。誰か、録画したい番組が確実に録画できるビデオを、早く開発してはくれないだろうか。


2000年11月
「お香日和」
2000/11/11 (Sat)

私は自分の部屋でお香(基本的に中国やインドのもの)を焚いている。最近会社やその他で一緒にいる人に、たまに「この辺、お香の匂いがする」と言われることが増えてきたのは、お香の匂いが私の服や身体に染み付いてきたからなのだろうと思う。で、そう言ってくるのは決まって女性。男性はそう言われても「そうか?」、「またまたー」、或いは「コマネチ!」とかなんとか言って、本当は良く分かってないことが多いようである。やはり女性の方が敏感なのだろうか。

ちなみに、部屋で焚いていることを話すと「何故焚いてるの?」、「それは合法?」、或いは「『にしきのあきら』って、スタースターっていうけど今何歳?」とかいう質問攻めにあうのは必死で、それにいちいち答えるのも面倒臭いので、「お香うんぬん」の話をされても基本的には「そうですか?」とかなんとか言って適当にお茶を濁すことにしつつも、「いい匂いだったらいいじゃないですか」てな風に、お香のよさげな部分を、それはもう、お香の煙のように、ほのかに漂わせることにしている私である。



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