大阪駅の改札で黄色いＴシャツにオリーブ色のダウンベスト、黄・緑・赤のストライプの帽子に真っ黒な肌の、たぶんジャマイカ人が、ティッシュで鼻を噛んでいた。とりあえず、長袖を着ればいいと思う。

イギリス土産にもらったバタークッキーを食べたら下痢。イギリスおそるべし。

「ペンギンは、空を飛ぶ飛行機やヘリコプターを見上げているうちに、バランスを崩してひっくり返る」という説があるらしく、イギリス軍が生物学者と共同で調査に乗り出すらしい。「軍とか使っちゃって、そんな大層な話なのか？」という気がしないではない。

そんなに簡単にひっくり返るのなら、ペンギンは絶滅の危機に陥っていても不思議ではないのではないか。そもそもペンギンは、飛行機とかヘリコプターに興味があるのだろうか。鳥なのに飛べない自分にコンプレックスを持っていて、「くそー、あいつら鉄の塊のくせに」とか、「でも、俺の方が丸くて可愛いぜ」とか思って見てるのだろうか。それとも、いちいち「あ、飛行機！」とかいって指さしてはしゃぐ小学生みたいな気持ちなのだろうか。

酸っぱい話をして申し訳ないが、ここ最近、「乳首の毛を抜かずに伸ばすとお金がたまる」と言われたので伸ばしているのだが、何故か意外と効果があるので驚いている。

「浅野竹二　遺作展」を見るため、久しぶりに叡山電車に乗る。少し前にも書いたが、叡山電車は距離単価が日本一高いそうである。京阪で京都の出町柳から大阪の淀屋橋まで４７０円、阪急なら京都の四条河原町から大阪・梅田まで３９０円で行けることを考えれば、同じ京都市内の出町柳駅から京都精華大学前駅まで３５０円は、やはり高いと言わざるを得ない。

乗った車両が、窓側の席が全部窓側を向いていて、座ったまま景色を楽しめるシステムになっていて、別に観光に来たわけでもない人がそういう席に普通に座っているというシチュエーションが可笑しいのだった。交通費が高い分、そんな所でゴージャス感に浸るしかないというあたりが、何とも切ない電車である。

久しぶりにドラクエをやる。マリベルを「わらわせし」に転職させると、まっ先に覚えたのは「ぼけ」でも「つっこみ」でもなく、「ぱふぱふ」だった。ドラゴンボールで亀仙人が取り付かれたように要求していた、女性の胸の間に顔を挟んで「ぱふぱふ」してもらうという、書いてて情けなくなってくる、何とも間抜けな行為である。覚えてしまったものは仕方がないので試しに戦闘中使ってみると、モンスターが気持ちよがってうっとりするのだった。まあ別にいいのだが、でもこれ、お笑いでもなんでもないと思う。

京都駅のJEUGIAで色々試聴して、ＣＤを何枚か買う。毎回ＣＤを買う度に思うことのだが、これだけテクノロジーが発達した世の中にあって、あの、ＣＤに付いてるビニールの取れにくさは一体何なのかと思う。誰の怠慢であんなことになっているのか。早く誰か何とかしてくれよと思っているのは、決して私だけではないはずなのだが。

帰りの電車でボックス席に座った私の前に座ったサラリーマンが股に挟んでいた傘が、何かの拍子で私の方に倒れてきた。その時、彼が言った言葉が「んんんんん」だった。「すいません」でもなく「ごめんなさい」でもなく、「んんんんん」。何のつもりだ。「んんんんん」ってこたあないだろう。第一、なんと言われたかがよくわからない。意味もわからず「んんんんん」と呟かれて、私は一体どんな顔をすれば良かったのだろうか。

で、こういう時いつも、その昔「ごっつえぇ感じ」の「プロデューサー大崎洋　大いに怒る」というコーナーで、「しっかりしゃべれ」と言おうとした大崎氏が吐いた名言「ちっかりちゃべれ」を思い出すのだった。